amlaboのブログ

忘備録としてのブログです。BookReview、日常生活、Web、CMS、Internet、アイディア等雑多。

Lipo Battery HV(Hight Voltage) 充電器は4.35Vまで充電できるものを!!

Mobula6というMicro Droneを購入した。

300mAhのリチュームポリマバッテリーが付属で4本付属する。

1本満充電で約2分ほどしか飛ばすことができない。超初心者にとってはまぁ良いか!

と思い購入したが、10秒程で墜落する。電圧を測ると約4.2Vある。

知らなかったと言え、4.35Vまで充電しないと使うものにならないのだということを改めて知った。

 

・充電器

1個/回のみUSBに差し込み式のものが付属していた。

あまりにも不便なので秋月電子通商さんの@50円で販売されている「MCP73831-2ATI/OT」を複数個使って充電できるものをと思い製作した。

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充電回路

 良く調べもしないで、購入して製作したら当然ながら4.2Vまでしか充電ができない。

MCP73831の”-”のあとの数字が

2 = 4.20V

3 = 4.35V

4 = 4.40V

5 = 4.50V

というのが分かった。

2のみしか秋月電子さんでは販売されていないのでさて、困った。以外にもHV対応の充電器はそんなに多く出回っていないのかめぼしいのがないですので、IC探して取り換えるかなっと思っています。

「インサイト」桶谷功 著

インサイト

インサイト

 

この本でいう「インサイト」とは、消費者の気持ちを見つけ出すこと。著者は記している。過去の事例を踏まえてブランディング、広告を通して紹介している。

消費者分析との違い
USP(Unique Selling Point:他にない売りのポイント)を重視する。
そのためのインサイトをまとめるスイッチとして主に
【準備編】頭と気持ちをほぐす
【実践編】カラダと五感を使って体験してみる
 ・ターゲットになりきって使ってみる
 ・売り場に行ってみる
 ・ターゲットの集まる街に行く
 ・トレンドを体験する
 ・関係ないジャンルの共通項を探る
 ・身近な人に聞く

ホンネを聞き出す調査方法として、以下を紹介している。
1.エスノグラフィック調査…対象者に同行してルポ
2.ポラロイド写真調査…テーマに沿って写真を撮ってもらう
3.コラージュエクササイズ…準備された写真を組み合わせてコラージュを作る
4.ポストカード調査…対象者宛てにキーワードが書かれた手紙を提示して話合う

等を紹介。

第3章以降は具体例を紹介しながら紹介
・スキーブームが去ったリゾート地は、シーズン中はクリスマスイベントになった。
・安価な居酒屋は、個室を重視する仕切りなどを作るようになった
・セルビデオの販売は、子供を持つ親が子供が何度も見たいビデオにすることで売れるようになった。
・シリアルは健康志向の朝食として売り場を変える
・ハウスウエディング
など、具体的ではないがいくつかは納得できる内容もある

第4章以降には具体的な企業名で紹介されたものがある
ハーゲンダッツインサイトがブランドを進化させる
・シック(かみそりメーカー);差別化を生みだす。「切れてなーい」

締めくくりとして
「心の奥底にあるホットボタン」は何か探り出し、スイッチを押すことだということを改めて語っている。

『これが物理学だ! マサチューセッツ工科大学「感動」講義』  ウォルタールーウィン著

これが物理学だ! マサチューセッツ工科大学「感動」講義

これが物理学だ! マサチューセッツ工科大学「感動」講義

 

 Eテレ「白熱教室」で放送されたウォルター・ルーウィン博士の授業が面白かった。一般的に物理本は数式が多く読みにくいのだがこの本については、数式はないので超初心者向けかもしれないが、内容については非常に濃いもので400ページある本だが読み応えがあった。また、本文中にURLが紹介され見ることができないページも多いが見ることができるページは貴重な情報源となった。

 

高校物理で習う内容だが、第3講のニュートンの法則。第2法則のF=maは、重力の加速度は一定だから、重さに関わらず落ちる時間は変わらないことをアポロ15号がハンマーと鷹の羽を月面で落として同時に落ちる様子の映像をURLで紹介していたが、既に見ることができないので、YouTubeで発見(https://youtu.be/KDp1tiUsZw8)地球よりゆっくり落ちるのも見ものです。

振り子のについて考えるでは、身をもって見せる映像は興味を惹く(https://youtu.be/4a0FbQdH3dY?t=26m54s

物理振り子の周期T は次の式で表される。ここでl は等価振り子の長さ、g は重力加速度である。

\[ T=2\pi\sqrt{\frac{l}{g}} \]

第5講の虹については、太陽とは反対側の40°から42°の間に見ることができる。http://www.atoptics.co.uk/ は美しい虹の画像が多く、大変楽しめるサイトです。

3次虹はあるか?ネット検索すると報告はされているが教授からすると太陽の方向に見つけなくてならないため難しいだろうとの見解だ。また、光は粒子かそれとも波か?という議論についは、トーマスヤングの実験として干渉縞が現れる有名な実験。

第7講 電気の奇跡では稲妻について語られている。稲妻はとてつもない高温にまで熱するとO3(オゾン)を発生させるという事実。雷が通った後はすがすがしい匂いがするらしい。

第8講 磁力について。常磁性体は、アルミニウム、タングステンマグネシウム、酸素。反磁性体は、ビスマス、銅、水銀、水素、食卓塩の他、木材、プラスチック、アルコール、空気、水などであるということ。ただし、キュリー温度(鉄は摂氏770℃)で磁性がなくなってしまう。ではどうして地球内部が高温なのに磁性があるか、ダイナモ効果と言われている自転と大きく関係しているという。ダイナモ理論では、太陽は11年周期で地場が反転しているという。地球は7000万年で150回以上反転しているという。

第10講 X線天文学。1955年に大気圏を抜けてX線を探すという思いついた人がいた。興味深いところは、太陽のX線が月面から蛍光発光なるものを生じさせているはずだとNASAに企画提案した。2014年日本版moocでブラックホールについて質問で、月面からX線が出ている理由を考えさせた理由がこれで分かった。また、この企画があったからこをX線天体観測が有用であることが証明されたことになったのだと。

第12講では、ブラックホールについてが語られている。コロラド大学のHPは

http://jila.colorado.edu/~ajsh/insidebh/schw.html

ブラックホールに落ちていくとき、外側の世界の上はは赤方偏移、眼下は赤方偏移、地平性の方向は青方変移でみえるらしい。

「目次」は以下

  • 第1講 物理学を学ぶことの特権
  • 第2講 物理学は測定できなければならない
  • 第3講 息を呑むほど美しいニュートンの法則
  • 第4講 人間はどこまで深く潜ることができるか
  • 第5講 虹の彼方に -光の不思議を探る
  • 第6講 ビックバンはどんな音がしたのか
  • 第7講 電気の奇跡
  • 第8講 磁力のミステリー
  • 第9講 エネルギー保存の法則
  • 第10講 まったく新しい天文学の誕生
  • 第11講 気球で宇宙からX線をとらえる
  • 第12講 中性子星からブラックホール
  • 第13講 天空の舞踏
  • 第14講 謎のX線爆発
  • 第15講 世界が違って見えてくる
  • 補遺2 ニュートンの法則の威力 地球の重さを求める

\[ F_{grav} = G \frac{m_1m_2}{r ^ 2} \\ Fc=\frac{m_1{v}^2 }{r} \\ Fc= \frac{4{\pi}^2{m_2}r}{T^2} \\ F_{grav}=Fc \\ m_1 = \frac {4{\pi}^2 {r}^3}{G T^2} \\ \]

最後の式は\(m_2\)が消えている

ニュートンの第2法則を使っても計算ができる

\[ G \frac{m_1m_2}{r ^ 2} = mg \\ m_{earth} =\frac {g{r}^2}{G} \]

『ビジネスクリエーション』 ビル・オーレット著

ビジネス・クリエーション! ---アイデアや技術から新しい製品・サービスを創る24ステップ

ビジネス・クリエーション! ---アイデアや技術から新しい製品・サービスを創る24ステップ

 

『 海軍に入るより、海賊になった方がずっと面白いースティーブジョブスー』の台詞が目に留まる。24STEPの起業スタートアップとして紹介。ものづくりのマーケティングと営業スキルを合わせたような内容です。起業は個人競技ではない。パートナーを見つけよう!とはじまる

  • STEP0 さあ、はじめよう
  • STEP1 市場を細分化して理解する
  • STEP2 足がかり市場を決めよう
  • STEP3 エンドユーザを定義する
  • STEP4 足がかり市場の最大規模を算出しよう
  • STEP5 潜在顧客イメージする
  • STEP6 顧客のフルライフサイクルを知ろう
  • STEP7 製品仕様を視覚化する
  • STEP8 製品の価値を数量化する
  • STEP9 見込み客10人を見つけよう
  • STEP10 事業コアを定義する
  • STEP11 市場戦略的ポジションをとろう
  • STEP12 製品を買う意思決定者を知ろう
  • STEP13 顧客の獲得プロセスを確認する
  • STEP14 足がかりの次に狙う市場規模を算出する
  • STEP15 ビジネスモデルを設計する
  • STEP16 価格体系を設計する
  • STEP17 足がかり市場の見込み収益を算出しよう
  • STEP18 顧客への販売プロセスを見直そう
  • STEP19 顧客獲得コストを算出する
  • STEP20 新ビジネスの関る仮説を特定しよう
  • STEP21 主要な仮説を改めて検証する
  • STEP22 実用最小限のビジネス製品をつくる
  • STEP23 顧客が代金を払ってくれる製品か検討する
  • STEP24 製品の成長戦略を練ろう

起業するきっかけは?「アイディア」「技術」「情熱」があるということに分類できる。市場を絞り込むために、①有望な市場セグメントのいくつかを、さらに深く分析、②足がかり市場の選択、③想定するエンドユーザのプロファイルをさらに発展させ、ターゲットを絞る。市場のさらなる細分化。④足がかり市場とターゲット顧客の絞り込みによってさらに明確になった定義をもとに潜在市場の最大市場規模を算出する。⑤ターゲット市場における現実的な代表的顧客を見つけ深く理解することで具体性が得られる。具体化は製品開発やマーケティングを進める際の指標となる。

 市場の細分化では、1次調査を行う3つの注意点として潜在顧客について①ニーズについての答えを用意しない。②あなたの求める答えを持っているわけではない③会う意のは話を聞くためで、主張や売り込みをする為ではない。こちらから売り込みはしない。

 足がかり市場とは、①市場内個客が類似製品を購入している②市場内個客に対する販売サイクルと、それぞれの製品への期待が似かよっている③市場内個客が購入決定の際に口コミが効くという3条件がそろっていることである。

 潜在顧客からペルソナ(具体的な顧客イメージ)を作り上げる。プロファイルを作ることを薦めている。「優先順位」を教えてくれる。

 コアをいかに決めるか。自分たちの強み、何より守りたいもの、時間をかけて開発し、強化していきたいものである。

 ビジネスの分類から①一括先払い+保守費 ②コストプラス ③時間請求 ④サブスクリプション ⑤ライセンス供与 ⑥消耗品モデル ⑦利益率の大きい高額製品の販売 ⑧広告 ⑨収集したデータ、一時的なアクセス権の販売 ⑩取引手数料 ⑪従量制 ⑫携帯電話プラン ⑬パーキングメータ/罰金 ⑭マイクロ・トランザクション ⑮シェアード・セービングス ⑯フランチャイズ ⑰運用とライセンス

 顧客生涯価値の算出 現在価値=利益 / (1+資本コスト)^t

 顧客獲得コスト=マーケティング販売費の合計(t)-顧客基盤維持費(t)/新規顧客数(t)

 バイラル係数 「あなたの製品を協力に推薦する口コミが広がっているかを測る」

 

MITのアントレプレーナーを教える教授だが、日本での起業にそのままできるかというと疑問だが、インターネットのサービスを始め情報機器の製品などはこれらの内容がスタンダードにあるのかもしれない。

 

「スモールワールド・ネットワーク」世界を知るための進化学的思考法 ダンカン・ワッツ著

 

スモールワールド・ネットワーク―世界を知るための新科学的思考法

スモールワールド・ネットワーク―世界を知るための新科学的思考法

  • 作者: ダンカンワッツ,Duncan J. Watts,辻竜平,友知政樹
  • 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
  • 発売日: 2004/10/01
  • メディア: 単行本
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  •  第1章 結合の時代
  • 第2章 「新しい」科学の起源
  • 第3章 スモールワールド現象
  • 第4章 スモールワールドを超えて
  • 第5章 ネットワークの探索
  • 第6章 伝染病と不具合
  • 第7章 意思決定と妄想と群集の狂気
  • 第8章 閾値とカスケードと予測可能性
  • 第9章 イノベーションと適応と回復
  • 第10章 始まりの終わり

複雑なシステムを考える。どうして蛍の群れの発行や、コオロギの鳴き声、ペースメーカー細胞の鼓動リズムは、同期するのだろうか?その他、インターネットののような大きなインフラのネットワークはランダムに発生する故障や、周到に準備された攻撃に弱いのかなどなど、異なって見えるかもしれないが、バージョンが違うだけだと言っている。

スモールワールド。「地球の誰もが、ほんの六人の隔たりしかない」友達の友達の友達の・・・・と辿ると6人でどんな人にもたどり着く。インターネットのメールが世界のどこかで出しても6回転送されると届いてしまうのはこの理屈でもある。

 

詳しく読み進められなく勿体ないが、今回の本は少々難しいが、ネットワークという理論は大変面白い。

「決定力! :正解を導く4つのプロセス」チップハース,ダンハース著

決定力! :正解を導く4つのプロセス

決定力! :正解を導く4つのプロセス

 

WRAPとい綴りで紹介されている。 4つのプロセスとは、(W)Widen Your Option (R)Reality-Test  (A)Atten Distance Befor Deciding (P)Prepare To Be Wrong の頭文字を取ったもの。しかし、覚えにくい。最後の解説にあった以下が覚えやすい

  • (W)ワイドな選択肢を探る
  • (R)リアリティを検証する
  • (A)あいだを空けて考える
  • (P)失敗を想定する

目次

  • 第1章 意思決定の四つの罠
  • 第2章 視野の狭窄を避ける
  • 第3章 マルチトラックする
  • 第4章 自分と同じ問題を解決した人を見つける
  • 第5章 逆を考える
  • 第6章 ズームイン・ズームアウト
  • 第7章 ウーチングする
  • 第8章 一時的な感情を乗り越える
  • 第9章 核となる優先事項を貫く
  • 第10章 未来を”幅”で考える
  • 第11章 アラームをセットする
  • 第12章 プロセスを信じる

(W)ワイドな選択肢というのは、早い話、「唯一の方法」や、~をした方が良いかどうか?という二者択一ではなく、三択、四択と取り敢えず、増やして考える。また、4章の「自分と同じ問題を解決した人を見つける」人だけでなく、物事や企業の行動を参考にするという考え方である。

(R)「確証バイアス」私たちの思い込みを裏付ける情報を探そうとしている。反対意見によってCEOの自身過剰を和らげることができる。確証バイアスを和らげるのも同じような反対意見が必要だと著者は言う。また、信頼できる情報を集めるには「反証的」な質問をするといい。ただし、力関係がある状況下では核心を突く質問は裏目に出ることがあるとも。また、一般的に外部からの視点の方が正確だが、ほとんどの人は内部の視点に偏る。最善の情報を集めるには、ズームイン・ズームアウト(外部の視点+クローズアップ)が必要。クローズアップは外部の人では見えないニュアンスを加えてくれる。ウーチング【ooch】という言葉。飛び込む前につま先をつけよとあるとおり、テストマーケティングのような考え方も必要だと。

(A)決断の前に距離を置く。10-10-10フレームワーク。その選択をして後悔するどうか?まずはその選択をすることで、10分後、10か月後、10年後のこと想像するという考え方。一時的な感情を乗り越えるということ。①単純接触効果(私たちは馴染みのあるものを好む)②損失回避(利益の喜びよりも損失の痛みの方が大きい)また、「やめることリスト」を作成する。優先事項をはっきりさせるためにも必要。その為には、先行投資も必要だと。アメリカ軍艦の例には、重要だが必須ではない仕事のリストを作った。「船の塗装」等退屈な仕事。そこで、さびは鉄のボルトから腐食が始まるからステンレス製に変えるなどすることで投資は必要だが塗装する頻度が極端に減るという効果があったという。

(P)誤りに備える。ザッポスの退職金のことが印象的だ。新入社員に1000ドル受け取って退職する機会を与えている。このオファーにNOと言って働く覚悟を試す。社風に合わない人は退職してくださいということだ。これは両者にとって好都合だという。会社側としては管理に高額なコストがかかる前に辞めて貰えればという考えだ。

 

英語のサイトだが、http://heathbrothers.com/には、著者ハース兄弟の本と紹介がある。