「スモールワールド・ネットワーク」世界を知るための進化学的思考法 ダンカン・ワッツ著
スモールワールド・ネットワーク―世界を知るための新科学的思考法
- 作者: ダンカンワッツ,Duncan J. Watts,辻竜平,友知政樹
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2004/10/01
- メディア: 単行本
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- 第1章 結合の時代
- 第2章 「新しい」科学の起源
- 第3章 スモールワールド現象
- 第4章 スモールワールドを超えて
- 第5章 ネットワークの探索
- 第6章 伝染病と不具合
- 第7章 意思決定と妄想と群集の狂気
- 第8章 閾値とカスケードと予測可能性
- 第9章 イノベーションと適応と回復
- 第10章 始まりの終わり
複雑なシステムを考える。どうして蛍の群れの発行や、コオロギの鳴き声、ペースメーカー細胞の鼓動リズムは、同期するのだろうか?その他、インターネットののような大きなインフラのネットワークはランダムに発生する故障や、周到に準備された攻撃に弱いのかなどなど、異なって見えるかもしれないが、バージョンが違うだけだと言っている。
スモールワールド。「地球の誰もが、ほんの六人の隔たりしかない」友達の友達の友達の・・・・と辿ると6人でどんな人にもたどり着く。インターネットのメールが世界のどこかで出しても6回転送されると届いてしまうのはこの理屈でもある。
詳しく読み進められなく勿体ないが、今回の本は少々難しいが、ネットワークという理論は大変面白い。