amlaboのブログ

忘備録としてのブログです。BookReview、日常生活、Web、CMS、Internet、アイディア等雑多。

「スモールワールド・ネットワーク」世界を知るための進化学的思考法 ダンカン・ワッツ著

 

スモールワールド・ネットワーク―世界を知るための新科学的思考法

スモールワールド・ネットワーク―世界を知るための新科学的思考法

  • 作者: ダンカンワッツ,Duncan J. Watts,辻竜平,友知政樹
  • 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
  • 発売日: 2004/10/01
  • メディア: 単行本
  • 購入: 2人 クリック: 73回
  • この商品を含むブログ (82件) を見る
 
  •  第1章 結合の時代
  • 第2章 「新しい」科学の起源
  • 第3章 スモールワールド現象
  • 第4章 スモールワールドを超えて
  • 第5章 ネットワークの探索
  • 第6章 伝染病と不具合
  • 第7章 意思決定と妄想と群集の狂気
  • 第8章 閾値とカスケードと予測可能性
  • 第9章 イノベーションと適応と回復
  • 第10章 始まりの終わり

複雑なシステムを考える。どうして蛍の群れの発行や、コオロギの鳴き声、ペースメーカー細胞の鼓動リズムは、同期するのだろうか?その他、インターネットののような大きなインフラのネットワークはランダムに発生する故障や、周到に準備された攻撃に弱いのかなどなど、異なって見えるかもしれないが、バージョンが違うだけだと言っている。

スモールワールド。「地球の誰もが、ほんの六人の隔たりしかない」友達の友達の友達の・・・・と辿ると6人でどんな人にもたどり着く。インターネットのメールが世界のどこかで出しても6回転送されると届いてしまうのはこの理屈でもある。

 

詳しく読み進められなく勿体ないが、今回の本は少々難しいが、ネットワークという理論は大変面白い。